マイカーローンの本審査にかかる期間は？審査の項目や期間を短くするポイントをご紹介！
- オート KST
- 2024年8月30日
- 読了時間: 9分
更新日：2024年10月25日
マイカーローンを検討している方で、審査にどのくらいの期間がかかるのか知りたい方もおられるのではないでしょうか。
マイカーローンには、自社ローンや銀行系カーローン、ディーラーローンがあり、それぞれ審査にかかる期間が異なります。
本記事では、マイカーローンの本審査にかかる期間や審査の項目、期間を短くするポイントをご紹介します。また、よくある質問も解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
マイカーローンの本審査にかかる期間は？
まずは、マイカーローンの本審査にかかる期間について解説します。
|
それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。
1.自社ローン
自社ローンは、自動車販売店が信販会社を介さずに提供する独自のマイカーローンです。このローンは、販売店自身が設けた審査基準にもとづいて審査するため、審査が短時間で済むのが特徴です。
銀行などの金融機関が提供する一般的なマイカーローンと比較すると、審査に通る可能性が高い傾向にあり、即日で審査結果が出る場合もあります。
2.銀行などの金融機関
銀行系カーローンは、低金利が魅力ですが、審査にはある程度の期間が必要です。審査結果が出るまでに、1週間程度はかかるため、急いで車が必要な方にとっては不便と感じるかもしれません。
なお、事前に仮審査を受けている場合は、審査時間を短縮できる可能性があります。しかし、本審査の結果が得られるまでには一定の期間が必要になるため、早めに申し込むなどの対策が必要です。
3.ディーラーローン
ディーラーローンは、自動車購入の際にディーラーと提携する信販会社が提供するローン商品です。銀行のマイカーローンと比較すると、金利はやや高い傾向にありますが、審査が迅速で、即日に結果が通知される場合もあります。
なお、このローンを利用する場合は、完済まで車の名義がディーラーのままになるため、注意してください。
マイカーローンの種類によって審査期間が異なる理由
マイカーローンの審査期間が異なるのは、それぞれローンの審査基準の違いに理由があります。銀行が提供するカーローンでは、厳格な審査基準が設けられており、審査完了までに時間がかかる傾向があります。
一方で、ディーラーが提供するローンでは、審査基準が比較的緩やかであるため、銀行のローンよりも審査結果が早く出るのが一般的です。
さらに、自社ローンの場合も独自の審査基準により、審査がスピーディーに完了する場合が多いです。
なお、審査が甘いマイカーローンについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
マイカーローンの仮審査で確認する項目
マイカーローン（自動車ローン）の仮審査では、申し込み者が提供した情報にもとづいて、迅速かつ簡易的な審査が行われます。
この審査では、申し込み者の年齢や年収、勤務先、勤務年数、借入希望額、ほかのローンの利用状況などが審査対象です。
仮審査はスピーディーに行われますが、年収に対して過度に高い借入希望額を提示すると、承認されない可能性があります。
多くのマイカーローンでは、短時間で仮審査結果を得られるオンライン診断ツールを提供しているため、申し込み前に利用するのがおすすめです。
マイカーローンの本審査で確認する項目
次に、マイカーローンの本審査で確認する項目について解説します。
|
それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。
1.年収
ローン審査では、借入希望額が年収に対して過大である場合、返済困難のリスクが高まるため、金融機関は慎重になります。このため、収入を証明する書類の提出を求められる可能性が高いです。
マイカーローンは無担保であるため、金融機関としては貸倒れリスクを最小限に抑えるため、年収と返済額のバランスを厳密に審査します。年間返済額が、年収に占める割合である返済比率が重要視される傾向です。
2.在籍期間
在籍期間は、現在の職場でどのくらいの期間働いているかを示す指標です。長く働いているほど、安定した職業生活を送っていると見なされ、信頼性が高まります。
一方、短期間で何度も転職を繰り返すと、すぐに退職してしまう可能性が高いと判断され、審査において不利になる場合があります。また、1年以上の在籍期間があると、審査の際にプラスに働く可能性が高いです。
3.信用情報
融資を受ける際、金融機関は必ず個人信用情報機関に問い合わせます。この機関は、金融機関によって提供された信用情報を管理する役割を担っており、日本国内に存在するのは3つの機関です。
それぞれの金融機関やローン会社は、必ずこれらの機関のいずれかに加盟しており、ローン申し込み時に申し込み者の信用状況を確認します。
信用情報には、現在の借入状況や延滞履歴、多重債務、過去の取引経緯、債務整理の有無などが含まれます。
また、信用情報に延滞や多重債務が記載されている場合、審査が通りにくいです。
マイカーローンの審査の流れ
マイカーローンの審査の流れは、以下のとおりです。
多くの場合、オンラインまたはFAXで仮審査に申し込む。この段階では、具体的な内容を決める必要はなく、仮審査の後に申し込み内容を変更できるのが一般的
仮審査の結果はメールや電話で通知され、一般的に1～3営業日程度で届く
必要書類を準備し、窓口で本審査に申し込む。なかには、オンラインやFAXで提出できる金融機関もある
本審査の結果とともに、ローン額や適用金利、返済期間などの条件が決定する。審査に通過した後に契約を結ぶことで、融資を受けられる |
マイカーローンの審査期間を短くするポイントは3つ
次に、マイカーローンの本審査で確認する項目について解説します。
|
それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。
1.仮審査を受ける
金融機関が提供する仮審査を利用すれば、借入可能な金額や条件を事前に確認できます。
仮審査は、本審査に比べて迅速に結果が出る場合が多く、短期間で借入の可否を確認できるのがメリットです。
仮審査を受けておくと、本審査に向けた準備が整うため、手続きがスムーズに進みます。しかし、仮審査に通過したからといって、本審査も確実に通過できるわけではありません。
2.審査期間が短いマイカーローンを選ぶ
ローンの審査期間を短縮するには、事前に複数の借入先の審査期間を調べておきましょう。ディーラーローンや自社ローンは、審査結果が素早く出ますが、銀行系ローンは審査が長引く場合があります。
ただし、審査期間だけでなく、金利や手数料の違いや総支払額を考慮したうえで、自分にとって最適なローンを選ぶ必要があります。
3.必要書類をあらかじめ用意する
マイカーローンの審査においては、本人確認書類をはじめとする必要書類の提出が求められます。
審査をスムーズに進めるためには、借入先ごとに異なる書類を事前に確認し、効率よく準備を進めることが大切です。
必要書類を事前に揃えておけば、審査結果が出た後でスムーズな手続きができるため、納車までのプロセスをスピーディーに進められます。
マイカーローンの審査期間でよくある3つの質問
最後に、マイカーローンの審査期間でよくある質問について解説します。
|
それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。
質問1.マイカーローンの本審査に日数がかかる場合は審査に落ちている？
ローンの本審査が遅れる原因の1つとして、複数の審査が集中している場合があります。とくに、特定の時期に申請が重なると、担当者の対応が遅れるケースが発生しやすいです。
また、経験の浅い担当者が担当する場合、1つの案件に要する時間がかかっている可能性もあります。こうした状況では、担当者との連絡を密にして、審査を早めてもらうよう働きかけるのが効果的です。
なお、マイカーローンの本審査に落ちる確率については、こちらの記事で詳しく解説しています。
質問2.マイカーローンの審査に落ちた場合はどうするべき？
審査に通らなかった場合でも、異なる金融機関やローン商品に申し込めば、審査に通過できる可能性があります。
金融機関ごとに審査基準は異なるため、同じ条件でもほかのローンに申し込めば、審査に通る場合があります。
また、頭金を多く準備して借入額を減らし、審査を有利に進めるのも1つの方法です。しかし、手元資金の使い道は、ほかの生活費のバランスを含めて、慎重に決めるようにしましょう。
質問3.マイカーローンの審査に通りやすくなるポイントは？
マイカーローンの審査に通りやすくなるためのポイントとしては、以下が挙げられます。
仮審査を利用すれば、本審査前に想定の融資可能額を確認でき、計画的に申し込みできる
頭金を用意しておけば、ローンの借入額を減らせるため、審査に通りやすくなる
他社からの借入を完済するか残高を減らしておけば、審査に通過する確率を高められる
返済能力に不安がある場合、収入が安定した人や信用情報に問題がない人を保証人を立てると、審査に通る可能性が高まる
審査中は職場の変更を避け、安定した収入が見込める状況を維持するのが効果的 |
まとめ
本記事では、マイカーローンの本審査にかかる期間や審査の項目、期間を短くするポイントをご紹介しました。
マイカーローンの本審査期間は、選択するローンの種類によって大きく異なります。自社ローンは、販売店自身が設けた審査基準にもとづいて審査されるため、審査がスムーズに進みやすいです。
一方、銀行系カーローンは、低金利が魅力ですが、審査にはある程度の期間がかかるのが一般的です。
さらに、ディーラーローンは、金利はやや高い傾向にありますが、審査がスムーズで、即日に結果が通知される場合もあります。
マイカーローンの本審査では、年収や職場の在籍期間、信用情報が確認されます。また、審査期間を短くするには、事前に仮審査の利用や、必要書類の準備、審査期間の短いローンを選ぶのが効果的です。
なお、当社「KSTオート」でも自社ローンを取り扱っています。ローンブラック、自己破産、任意整理をされた方、ローンを組みにくい学生やフリーター、派遣社員、年金受給といった方もご安心ください。⇒KSTオートの自社ローン仮審査申込フォームはこちらから
Comments