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自己破産による連帯保証人への影響とは?自動車ローンが組めない場合の対処法もご紹介!

  • 執筆者の写真: オート KST
    オート KST
  • 3月22日
  • 読了時間: 8分

自己破産による連帯保証人への影響とは?自動車ローンが組めない場合の対処法もご紹介!

自己破産をすると借金から解放されますが、もし連帯保証人がいれば、その人に請求が移り、あなたの代わりに借金を背負うことになります。


本記事では、連帯保証人のリスクや、自己破産後に自動車ローンを組めない場合の対処法など、知っておくべき情報を詳しく解説します。


自分だけでなく、大切な人の生活を守るためにも、ぜひ最後までお読みください。


執筆
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自己破産による連帯保証人への影響とは?

自己破産による連帯保証人への影響とは?

自己破産をすると、借金は免除されますが、連帯保証人がいる場合、その人に請求が行くことになります。


つまり、連帯保証人は、自己破産した人の借金を肩代わりしなければなりません。ここでは、連帯保証人がどのような状況に置かれるのか、詳しく解説していきます。


連帯保証人も連鎖的に破産するリスク


主債務者が自己破産をすると、連帯保証人は債権者から返済を求められます。通常、この請求は一括で行われるため、十分な資産や収入がない場合、連帯保証人も返済が困難に陥る場合があります。


特に高額な債務では、貯金を切り崩すだけでは対応できず、不動産や車などの資産を売却する必要が生じるケースもあるでしょう。


結果として、連帯保証人自身も自己破産を選択せざるを得ないケースが多く、生活に大きな影響を及ぼす可能性があります。


連帯保証人がついている借金だけを返済してはいけない


自己破産を考える際、連帯保証人に負担をかけたくないと思い、保証人付きの借金を優先して返済しようとする人もいるかもしれません。しかし、特定の債権者だけに返済を行う行為は「偏頗弁済」とみなされ、自己破産の手続きに悪影響を及ぼす可能性があります。


このような行為があると、手続きが複雑になるだけでなく、場合によっては免責が認められないケースもあるため、注意が必要です。自己破産を検討する際は、適切な手続きを踏むことが重要です。


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連帯保証人と保証人の違い

連帯保証人と保証人の違い

保証人には、一般的に「保証人」と呼ばれるものと「連帯保証人」の2種類があります。この2つの違いを理解しましょう。


責任の重み


保証人と連帯保証人の違いは、返済義務の範囲にあります。保証人は、主債務者が返済できない場合に限り、責任を負う立場です。そのため、まずは主債務者に請求が行われ、支払い不能であると確認された後に保証人が対応することになります。


一方で、連帯保証人は主債務者と同等の責任を持ち、債権者からの請求の拒否はできません。つまり、主債務者の支払い状況に関わらず、連帯保証人自身が直接返済を求められる場合があるため、より重い責任を負います。


返済時期


保証人と連帯保証人には大きな違いがあり、その一つが「催告の抗弁権」の有無です。保証人は、債権者から返済を求められた際に、まずは主債務者に請求するよう求める権利を持っています。


しかし、連帯保証人にはこの権利がなく、債権者から請求を受けると、主債務者の支払い状況に関わらず、直ちに返済義務を負います。


たとえ主債務者が支払える状態にあっても、連帯保証人は拒否できないため、責任の重さが大きく異なる点を理解しておきましょう。


返済額


保証人と連帯保証人の違いの一つに「分別の利益」があります。保証人が複数いる場合、それぞれの負担額は分割されるため、全額を一人で支払う必要はありません。


しかし、連帯保証人にはこの分割の考え方が適用されず、債権者から請求を受けた際には、他に連帯保証人がいたとしても請求された人が全額を負担しなければなりません。


そのため、連帯保証人になるのは非常に大きなリスクを伴い、契約を結ぶ際には慎重な判断が求められます。


差押え拒否の権利


保証人と連帯保証人には差押えに対する権利の違いがあります。保証人は、主債務者に十分な収入や資産があり、差押えが可能であると証明できれば、自分に対する差押えを回避できます。


これを「検索の抗弁権」といいます。しかし、連帯保証人にはこの権利が認められていません。


そのため、主債務者に返済能力があったとしても、債権者は主債務者への差押えを待たずに、連帯保証人の財産に対して直接差押えが可能となります。


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自己破産後にローンが組めない理由

自己破産後にローンが組めない理由

自己破産をすると、その情報が信用情報機関に記録されるため、一定期間ローンの審査に通らなくなります。


クレジットカード会社や金融機関は、融資の申込者が過去に返済不能の履歴がないかを確認するため、信用情報を照会します。


この際、自己破産の情報が残っていると、返済リスクが高いと判断され、審査の通過は困難になります。


ただし、この記録は永久に残るわけではなく、手続き開始から最大10年で削除されるため、その後は通常のローン申込みが可能になります。


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自己破産後に自動車ローンが組めない場合の対処法

自己破産後に自動車ローンが組めない場合の対処法

自己破産後は、信用情報に傷がつくため、自動車ローンを組むのが難しくなります。しかし、どうしても車が必要な場合は、下記のような対処法があります。



現金一括で購入する


オートローンの審査に通らず、家族からの支援も受けられない場合でも、現金一括払いならば車の購入は可能です。


ローンを利用できないと不便に感じるかもしれませんが、現金払いであれば審査を受ける必要がなく、すぐに購入手続きを進められます。


特に中古車市場では、価格が手ごろな車も多く販売されているため、予算に合わせて選びましょう。購入を検討する際は、状態や維持費も考慮しながら慎重に選んでください。


自社ローンで購入する


自社ローンとは、自動車販売店が独自に提供している分割払いの仕組みであり、銀行や信販会社を利用する従来のオートローンとは異なります。


通常のローンとは異なり、信用情報機関を通じた審査を行わない場合が多いため、過去の金融事故などがある人でも利用しやすい点が特徴です。


しかし、一般的なローンに比べて金利や手数料が高めに設定されている場合が多く、最終的な支払総額が大きくなる点には注意が必要です。契約前に十分な比較・検討をしましょう。



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自社ローンで「KSTオート」が選ばれる理由

自社ローンで「KSTオート」が選ばれる理由

自社ローンで「KSTオート」が選ばれる理由は、以下のとおりです。


  • 自社ローンの通過率が90%以上

自社ローンを利用すれば、他社でローン審査が通らない方も車を購入できる。破産や債務整理、多重債務の方、シングルで子どもがいる方でも安心して利用できる


  • 経験豊富なバイヤー

全国のオークションから顧客の希望に合った、質の高い車を厳選している


  • 整備や鈑金塗装も一貫して対応

親切で丁寧な対応と確かな技術で、安心して愛車を任せられる。中古車購入後のサポートも充実している


なお、当社「KSTオート」では、自社ローンを取り扱っています。ローンブラック、自己破産、任意整理をされた方、ローンを組みにくい学生やフリーター、派遣社員、年金受給といった方もご安心ください。⇒KSTオートの自社ローン仮審査申込フォームはこちらから


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自己破産 保証人でよくある3つの質問

自己破産 保証人でよくある3つの質問

自己破産 保証人についてよくある3つの質問と回答をまとめました。


質問1.連帯保証人に迷惑をかけたくない場合は?


借金の返済が難しくなった場合、自己破産を選択すると連帯保証人に返済義務が移るため、負担をかけたくないと考える人もいるでしょう。そのような場合、任意整理という方法を検討するのも一つの選択肢です。


任意整理とは、債権者と交渉し、利息を減免してもらう方法で、毎月の返済額を抑える手続きです。


元金そのものは減らないものの、利息負担がなくなるので返済がしやすくなります。ただし、借金の総額が多い場合は効果が限定的なため、早めに専門家へ相談してください。



質問2.任意整理できる条件は?


任意整理は、すべての人が必ず利用できる手続きではありません。この方法は債権者との交渉によって借金の返済条件を見直すものであり、債権者が合意しなければ成立しません。


そのため、返済額が極端に低い、もしくは整理後の支払い継続が難しいと判断された場合には、交渉がまとまらない場合もあります。


任意整理を希望する場合は、安定した収入があり、減額後の返済を継続できる証明をすることが重要です。状況によっては、他の債務整理の方法を検討する必要もあります。


質問3.自己破産したら保証人にはなれない?


自己破産をすると、一定期間保証人としての役割を果たせません。信用情報機関に事故情報が登録されるため、金融機関などが保証人としての適格性を判断する際に不利となるからです。


これにより、たとえば家族の奨学金や自動車ローンなどの保証人に認められないケースが多くなります。


この制限は永続的なものではなく、一定期間が経過すれば信用情報が回復し、保証人になれる可能性が出てきますが、それまでは注意が必要です。


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まとめ

まとめ

自己破産は自身を債務から解放する一方で、連帯保証人に大きな負担を強いる可能性があります。保証人への請求、ひいては保証人の破産といった連鎖的なリスクの理解が重要です。


連帯保証人への影響や自己破産後の生活について疑問があれば、専門家への相談も検討し、自身にとって最適な解決策を見つけるようにしましょう。


なお、当社「KSTオート」でも自社ローンを取り扱っています。ローンブラック、自己破産、任意整理をされた方、ローンを組みにくい学生やフリーター、派遣社員、年金受給といった方もご安心ください。⇒KSTオートの自社ローン仮審査申込フォームはこちらから


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